英語子育て関連の本

書店にいくと、「英語子育て」に関する本がたくさんでています。
いくつか読んでみられたらわかると思いますが、大人にとっての
「英語力アップの方法」と同様に、「英語子育て」のやり方も
一つではありません。

著者が1年以上、日本以外で英語子育てをしている体験談を
中心に書かれたものは省いています。

まず最初は児童英語教育の大御所「しちだ」の創始者、
七田眞さんの本。
「0歳からの遊んで覚える英語の本」
七田氏の本はた〜くさんありますが、はっきり言ってどれも同じ
内容ですので、どれか1冊読めば十分です。

内容はご自身のお子さんに対して成功した英語教育法。
 ・英語の絵本などのテープを毎日食事の時に流していたら
  内容を暗唱する。
 ・英単語をたくさんカードなどで覚えさせる。
 ・絵本を暗唱させているとそのうち読めるようになる。
というものに、早期教育の推進、速聴などの右脳教育が
加わったものです。

「Hello, Mommy!  0〜6歳から始める超右脳英語学習法」は、
「しちだ」の系列(前身?)で英語に特化した「児童英語研究所」
の所長、船津洋氏の本です。

上記の七田氏の本の内容を英語に特化して簡単に説明して
いる他、英語の歌や日常会話などもCD付きで収録してあり、
教材としても使えます。

内容的には七田氏の本とほぼ同様で、耳から英語の音を入れ、
簡単な絵本を暗唱しながら進める方法です。

両者とも、親の取り組みとしては「英語のかけながし」「CDに
併せて英語絵本をめくるだけ」でよく、「英語のできない親でも
できる」というので人気です。

「赤ちゃんからの英語レッスン 絵本で育てるバイリンガル」の
著者は児童英語教師をされていて、英語教室で教えてあったの
ですが、子供達があまり上達しないのにジレンマを感じて
いらっしゃったそうです。

自分の子どもには音声付きの英語絵本を音声に併せて
ページをめくることを繰り返して、きれいな発音の英語を
身につけさせることができた という体験から、「絵本100冊」
という方法を勧められています。
教材としては市販されているものを使いますが、やり方自体は
上記のしちだ系列と似ている感じです。

「子どもをバイリンガルに育てる方法」の著者は英語教師。
小さい頃は歌などで楽しく英語に触れさせ、その後、文字を
導入し、毎朝30分、お子さんに英語で本を朗読させる というのを
続けてバイリンガルに育てた方法を中心に書かれています。
 
本人が自覚すれば発音やイントネーションの矯正などは
いつでもできる とか、好きな二カ国語放送を見せる、 意味が
わからなければ日本語で教えてもいいなど、わりと自由な感じが
私は好きで、私のやり方はこの方に近いです。
人工的なやり方でなく、英語も日本語と同じ様に、できるだけ
自然に習得してほしいからです。

「英検2級こうして遊んで10歳の子供が合格した 
 子供の英語教育は小学校で終えよう!」 の著者も英語教師。
読書の他に、英語で絵日記などを書かせることを推奨されて
います。
読み書きが英語力を伸ばすのはもっともなのですが、
「英語で質問に答える」などは、かなりの英語力がないと難しい
ので、「普通の」親には少し敷居が高いかもしれませんね。

どうですか? いろいろな英語子育てがあるでしょう?
大事なことは、「こうでなくてはいけない!」と肩肘をはらずに、
ご自身の英語力、お子さんの性格、御家庭の事情にあった
やり方を探して、みんなが「楽しんで」「長く続ける」ことだと
思います。

どんなやり方でも必ず効果がでてきますから!

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