Blueberries for Sal

邦訳は『サリーのこけももつみ』です。
コルデコット賞受賞作品です。

サル(サリーのニックネーム)はお母さんとブルーベリーを摘みに
丘へ行きます。
小さなサルはブルーベリーを摘みながら食べてしまうので、バケツ
にはなかなかブルーベリーがたまりません。
疲れたサリーはお母さんと離れて、座り込んで手に届くブルーベリー
を食べます。
丘の反対側では熊の親子が冬に備えてブルーベリーを食べながら
歩いています。
疲れた熊の子は母熊から離れてブルーベリーを食べています。
しばらくすると、サリーも熊の子もそれぞれの母親から離れて
しまいます。
そして母親を探しますが…。

後ろにいるのが自分の子どもでないとわかって、お母さんも母熊も
驚きますが、そのままお話が続いていくのがおもしろいと思います。

娘は熊が出てきたところで「誰も死なないよね?」と少し心配そう
でした。
全体に女の子の行動が可愛くて、つい微笑んでしまいます。

総語数1000語。
英文があるのは28ページ。1ページに1~9行、平均4行です。
Native の3-8才向けとなっていますが、それほど難しくありません。
難しい単語は can(缶詰にする)、pail(発音:ペイゥ、バケツ)、
clump(茂み)、hustle(発音:ハsゥ、急ぐ)、tramp(足音を
立てて歩く)、partridge(ヤマウズラ) 
くらいでしょう。


(左:ペーパーバック、右:ハードカバー)
(写真をクリックすると中身が少し見られます)

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