「私なら」

 If I were you, I'd buy that one.
(イf アイ ゥワァー ユー、アイd バイ ザッt ワn)
 (私ならあっちのを買うけどね)


  If、I'd、that の後に母音を入れて、日本語式の「イフ」、
  「アイド」、「ザット」にならないようご注意ください。
  were は最初の " w " では口をすぼめて突き出して「ウ」、
  その後、口をあまり開かずに舌先をあごに沿って丸めて
  発音する籠った音です。
  that の " th " は舌先を上下の前歯で軽く挟みます。
  

「私なら」は「もし私があなたの立場なら」という仮定法ですから
" am " でなくて " were " となり、主節の動詞の前にも " would "
が入ります。
他の言い方としては

 If it were me, ...

も使えます。

「わー、仮定法なんて難しくて嫌だ!」と思われる方は、
思い切って If I were you あるいは If it were me という前置きを
省いて、主節の動詞の前に " would " ('d) を入れればいいです。

 I'd buy that one. / I would buy that one.

だけでも同じ意味になります。
もっとかっこよく言うなら、
 
 That's what I would buy.
(私ならこれを買うけどね)

でしょうか。

反対に「私なら〜しない」であれば " wouldn't ", " not 〜 would "
を用いて、

 (If I were you,) I wouldn't buy that one.
 That's not what I would buy.

と言えます。
もっと強く否定したいなら、" would never " を用いて

 I would never buy that one.

やわらかく否定したいなら、 " not exactly 〜 would " などを
用いて

 That's not exactly what I would buy.

と言えばいいですね。
結構応用が利く表現ですので、どれか一つをいつでも使えるように
してみてくださいね。

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