Little Witch Goes to School
この " Little Witch " には、ずっと以前にご紹介した
Little Witch's Big Night
など、シリーズで何冊かあるのですが、どの本でも
Little Witch は優しく、いい子過ぎるので、お母さんや、
おばさん達からいつも叱られます。
この " Little Witch Goes to School " では、「いい子に
するから学校に行かせて！」とせがむ Little Witch に、
お母さんは、「それ以上いい子になってはダメ。」と言います。
「悪い子になるのだったら？」と Little Witch。「それならOK！」
ということで学校に行かせてもらいます。
学校では魔女の子を初めて生徒として持つことになった先生が、
最初は不安を隠しきれません。
ですが、Little Witch の素直で優しい性格や、よいことに魔法を
使うのを見て、安心します。子ども達はもちろん大喜び。
（ほうきにも乗れたし。）
楽しく読める一冊です。
総語数 1299語。
英文があるのは45ページ。 1ページに1～13行で、平均7行です。
Randam House の Step into Reading シリーズのStep 3
（Reading on Your Own：Grades 1-3 小学校低学年相当）に
分類されています。
難しい単語は grouchy (発音：グラゥチィ、不平ばかり言う)、
nasty (不快な)、party pooper (座をしらけさせる人)、dippy
(気が変な)、wormy (虫のついた)、rot (腐る)、in a jiffy
(ちょっとの間)、cubby (発音：カビィ、収納スペース)、
recess (休み時間)、hopscotch (けんけん遊び)、Thumbelina
(親指姫) くらいでしょうか。
一見文章が多い印象ですが、内容がつかみやすいので、
それほど難しくはありません。
Little Witch の呪文のところは韻を踏んでいます。