英語でつくる和食

英語でも日本語でも使える料理の本です。

外国の方に外であれ家であれ、日本料理をご馳走すると、
かなりたいへんです。と言うのは、質問攻めにあうからです。
「この料理の名前は?」「材料は何?」から始まり、気に
入った料理は 「作り方が知りたい」となります。

ずっと以前にドイツの友人に簡単な料理の本を送ったことが
ありますが、すべてが英語表記でした。
最近見つけたこの本は(私が気付かなかっただけで 2004年
の発行です)すべての料理がカラー写真付きで、上段に
日本語、下段に英語の2ヶ国語表記で書かれていますので、
英語が堪能でなくても説明に便利です。
英語の材料欄にはアメリカ用のカップサイズで書いてあります
ので、アメリカの方には単位換算なしで使え、便利だと思います。
ドイツは日本と同じなので、上にある日本語の数字を見て
もらえればいいです。それ以外のカップがあるところは少し
たいへんかもしれませんが。
基本的な料理からおせちや草もちまで、ひととおり網羅されて
います。また、最後には和食のマナーや、包丁でのいろいろな
切り方なども掲載され、とても親切です。

作り方よりも、現地で材料が手に入らないということが多く、
私は肉じゃが、親子丼などを作っていたのを思い出しました。
(紅生姜は手に入りませんでしが。)
漆器の蓋付きお吸い物椀が珍しがられ、おみやげとして重宝
したこともあわせて思い出しました。

お料理でもてなしたり、一緒に作ったりすることは距離を縮め
ますので、機会があれば是非活用なさってくださいね。

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