The Paperboy

コルデコット賞受賞作品です。
  
少年と犬は、夏でも寒い朝、みんなまだ寝ている中を起き、
食事をして、ガレージで新聞をたたみ、バッグにつめて自転車で
出かけます。
重い自転車ですが、どの道を通るかも、どの家に配達するかも、
しっかり覚えています。
一緒の犬も、道も、どこで何をするかもわかっています。
だんだんと夜が明け、みんなが目覚める頃、少年は配達を終え、
家に戻り、またベッドにもぐりこむのでした。

素朴な絵と、淡々としている中にも温かさが伝わってくる絵本です。
必ず何らかの社会貢献をしているアメリカの子どもの生活を
垣間見るようです。
その辺を感じ取ってほしかったのですが、娘は読み終わっても、
少年には感心せず、ベッドに戻るところだけに関心を持って
しまいました...。
  

総語数 375語。
英文があるのは21ページ。1ページに1行〜5行、平均3行です。
Nativeの4-10才向けとなっていますが、難しい単語はほとんど
ありません。


(左:ペーパーバック、右:ハードカバー)


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