A Color of His Own

Leo Lionni の作品です。

動物にはそれぞれ自分の色があるのに、自分には定まった色が
ないと嘆くカメレオン。
緑の葉の上に長くいれば「緑」という自分の色が得られると思い、
そうしてみたのですが、秋には紅葉とともに色が変わり、そして
落葉とともに落ちてしまいます。
落胆したカメレオンは、ある日、仲間のカメレオンと出会います。
その年長で、より賢いカメレオンは、自分達には定まった色が
なく、行く先々の色に変わるのだと説明します。
でも、2匹のカメレオン同士はいつも同じ色だということがわかり、
2匹はずっと一緒に暮らすことにしたのでした。

仲間の存在のありがたさ、温かさを感じる絵本です。
小さいお子さんでも「よかったね」と、ホッとする感じが残ると
思います。
  
総語数 244語。
英文があるのは26ページ、1行-6行、1ページ平均2行です。
Native の赤ちゃんから幼稚園向けとなっています。
難しい単語は
heather (ヒース) 、remain (そのままでいる)
くらいでしょうか。


(左:ボードブック、中:ペーパーバック、右:ハードカバー)

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