A Tree Is Nice
コルデコット賞受賞作品です。
木は川のそばや、谷、丘に生え、美しい森も作ります。
1本の木でも葉は風にそよぎ、秋には紅葉し、落ち葉で遊んだり、
たき火を楽しんだりすることができます。
大きな木には登って遊ぶことができ、リンゴの木なら、実を
収穫することもできます。
ネコも、鳥も木を利用し、人々は枝も利用します。
木にブランコや物をかけたり、木陰で休んだりすることも
できます。
木を植えて、その成長を見守ることもできますね。
「木」の存在のありがたさを、改めて感じる本です。
淡々とした文と素朴な絵ですが、自然の恵みの素晴らしさを感じ、
ホッとすることができます。
本を読んだ後で、自分の木を育ててみるのもいいかもしれませんね。
総語数362語。
英文があるのは18ページ、1ページに1行-4行、平均2行です。
Native の4-8才向けとなっていますが、もっと小さくても
大丈夫です。
難しい単語は
rake (熊手)、bonfire (たき火)、limb (大枝)、lean
(立てかける)、hoe (鍬)、shade (〜を光から遮る)
くらいでしょうか。
（左：ペーパーバック、右：ハードカバー）