Little Bear's Visit

 Little Bear のシリーズの1冊です。
(邦訳は『おじいちゃんとおばあちゃん』です)


4つの短いお話が入っています。

・Grandmother and Grandfather Bear
  こぐまくんは、森の中のおばあさんとおじいさんの家に遊びに
  行きます。
  そこでおいしいものを食べたり、おじいさんと遊んだり、
  おばあさんにお話をしてもらったりします。

・Mother Bear's Robin
  おばあさんのお話は、こぐまくんのお母さんが子どもの時の
  お話でした。
  お母さんは飛べない小鳥だったコマドリを家で飼います。
  お母さんの愛情をいっぱいもらって、コマドリは大きくなりました。
  やがて巣立ちの日が来ると、お母さんもコマドリも寂しさで
  いっぱいです。
  ですが...。
  
・Goblin Story
  こぐまくんは、今度はおじいさんにゴブリンのお話をしてもらいます。
  ゴブリンはとても怖がりで、穴で起こった音に驚いて逃げ出します。
  すると、ヒタヒタと何かがゴブリンの後を追いかけてきます。
  逃げても逃げても追いかけてくる不気味なものの正体は?

・Not Tired
  こぐまくんはソファーでお父さんとお母さんが迎えに来るのを
  待っています。  
  みんなはこぐまくんが寝ていると思い、こぐまくんのことを話しますが、
  そこでこぐまくんは目を開け、みんなを驚かします。
  ですが、安心したのかこぐまくんは、今度は本当に眠ってしまいます。

どのお話もとても心温まるお話です。
加えて、挿絵がとても素敵です。古き良き時代が見事に描写されて
います。
  

総語数 1399語。
各話9-17ページで、1ページに2行-14行、平均6行です。
「I Can Read」シリーズのレベル1(Beginning Reading)の本です。
Nativeの4-8才向けとなっていますが、もう少し小さくても大丈夫です。
難しい単語は
goblin (ゴブリン、小鬼)、jig (ジグ、イギリスのフォークダンス)、
paw (動物の手)、cub (クマなど肉食獣の子)、robin (コマドリ)、
oriole (コウライウグイス)、bump (衝突)、chuckle (クスクス笑う)、 
scamp (いたずら小僧)
くらいでしょうか。


(左:ペーパーバック、右:ハードカバー)

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