Peeper Has a Fever

邦訳は『おねつをだしたピーパー 』です。
子どもが具合が悪い時に読んでほしい本です。

ある朝、カエルの子、ピーパーは飛び起きます。
今日はピクニックと飛び込みの大会がある日です。
ところが、なんだか食欲がありません。
お母さんが熱を計ると、華氏104度(摂氏40度)!
お母さんはかかりつけのカバ先生に電話します。
先生は熱は感染の初期症状だから、これからの容態の観察が
大切だと教えてくれます。
ピーパーは薬を飲まされ、お風呂に入れられ、お母さんが作って
くれたスムージーという飲み物を飲み、お母さんと妹のリリーが
ピクニックに行くのを寂しく見送ります。
でも家で、お父さんと、ボートに色を塗ります。
お昼寝をしたら、お母さん達が風船をたくさん持ち帰ります。
食事後にピーパーはお話を読んでもらって寝ます。
数日熱が続いたピーパーは、ある朝、体中に発疹が出ているのに
気付きます。
カバ先生から発疹のことを聞いていたお母さんは慌てず、
心配しなくていいと教えます。
飛び込み大会の土曜日、すっかりよくなったピーパーは、喜んで
出かけます。

著者は小児科の先生。
高熱でも、保護者も子どもも安心して対処するように、かわいい絵の
ついたストーリーで教えてくれる1冊です。
娘が「お勧め」と言っていました。
裏表紙のポケットには、お子さんが熱を出した時の指示が入っています。


総語数 844語。
文章があるのは 27ページで、1ページ2-14行、平均6行です。
Native の2-7才向けとなっています。
  
難しい単語は
with a start (ハッとして)、hardly (ほとんど~ない)、encourage
(促す)、flushed (紅潮した)、thermometer (体温計)、Fahrenheit
(華氏)、Centigrade (摂氏)、pollywog (オタマジャクシ)、infection
(感染)、symptoms (症状)、rash (発疹)、bug (イライラさせる)、
buzz off (消えうせる)、reply (答える)、offer (申し出る)、ache
(発音:エィk、痛み)、chill (寒気)、smoothie (スムージー)、
yell (叫ぶ)、postpone (延期する)、popsicle (棒付きアイス
キャンディー)、beam (顔を輝かせる)、rash (発疹)、hot stuff
(非常に優れた人)
くらいでしょうか。

アメリカのアマゾンのサイトでは中身が少し見られます。


(ハードカバー)

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