The Old Woman Who Named Things

子どもにだけでなく、大人にもぜひ読んでいただきたい絵本です。

田舎の丘の上の家で一人っきりで暮らすおばあさんのお話です。
おばあさんは自分の車、椅子、ベッド、そして家に名前を付けて
呼んでいます。
どのお友達より長生きしたので、尋ねる人も、手紙も来ない
日々の寂しさを紛らわすためです。
ある日、1匹の茶色の子犬がやってきます。
おばあさんはこの子犬にえさをあげますが、名前はつけず、
飼わずに追い返します。
また自分の方が長生きし、愛するものの死を経験するかも
しれないのを避けるためです。
えさを与えることを毎日繰り返しているうちに、子犬は
成長していきます。
ところがある日を境に、その犬が来なくなったのです。
心配になったおばあさんは野犬留置場に問い合わせますが、
名前もつけず、首輪もつけていないため、わかりません。
とうとうおばあさんは...。

愛する者の死、老いの孤独など、いろいろ考えさせられる
絵本ですが、ハッピーエンドにホッと、心が満たされます。


総語数 1236語。
文章があるのは 18ページで、1ページ2-11行、平均6行です。
Native の4-8才向けとなっています。
  
難しい単語は
bill (請求書)、outlive (~より長生きする)、get-up-and-go
(元気)、sag (がっかりする)、creak (きしみ)、moan (発音:
モゥn、うめき声)、didn't look a day past twenty
(20年以降はカウントしていない)、hinge (蝶番)、wag (振る)、
chunk (厚切り)、tolerate (容認する)、everlasting flower
(永久花)、hunk (大きな塊)、plump up (膨らませる)、
fed (feedの過去、餌を与える)、faithfully (忠実に)、
kennel (犬小屋)、collar (首輪) 
くらいでしょうか。


(ペーパーバック)

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