「娘の3回目の海外体験」(2008.8.7号)

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  ■ 日程表
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  7月30日(水) 14:15 福岡発  15:50 羽田着
           (バスで移動)
          21:30 成田発 
           (機中泊)
   
  7月31日(木) 7:05 オーストラリア ブリスベン着
           (バスで移動)  
          8:50頃 ゴールドコースト着 
          (ゴールドコースト泊)

  8月1日(金) 移動なし  
          (ゴールドコースト泊)

  8月2日(土) 移動なし  
          (ゴールドコースト泊)

  8月3日(日) 移動なし  
          (ゴールドコースト泊)

  8月4日(月) 移動なし  
          (ゴールドコースト泊)


  8月5日(火)  4:50 ゴールドコースト発  
          (バスで移動)
          6:10 ブリスベン着
          8:50 ブリスベン発 16:45 成田着
         19:55 成田発    21:50 福岡着
     

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  ■ 娘の様子
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7月30日(水) 
    
 今回は祖父も一緒なので、はしゃいだ様子。
 「おばあちゃまも来られたらよかったのにね。」と残念がる。
 羽田行きの搭乗ゲートに祖父を案内する。

 羽田から成田まではバスで移動。
 少し退屈した様子。

 成田に着き、チェックインや出国手続きを済ませ、父と
 合流し夕食。
 オーストラリアは食べ物の持ち込み制限が厳しいという
 ことで、免税品店でもチョコレートも買えず、残念がる。
 出発まで航空会社のラウンジで時間を潰す。

 やっと飛行機に乗り込むと、日本人と中国人?の客室乗務員
 の方ばかりで、すべて日本語で話しかけられ、英語を使わ
 なくても済むと思った様子。
 座席のパーソナルテレビのゲームで早速喜んで遊ぶ。
 なかなか寝ず、午前1時頃ようやく寝る。
 4列続きの席で、祖母が座るはずだった席が空いていたので、
 娘は横になって寝ることができた。(父は通路を挟んだ席)
 大人はやはり眠れず...。
   
7月31日(木) 

 朝、冬のはずなのに太陽がまぶしいブリスベンに到着。
 入国審査で係員さんにニッコリ微笑まれ、嬉しそうにする。

 ブリスベン空港からゴールドコーストまで往復と、ゴールド
 コースト内でのテーマパーク送迎、市内バス乗り放題7日間
 のパスを購入し、ホテルまで送ってもらう。
 その小型バスの中でも横になって寝る。

 予約のホテルにアーリーチェックイン。子どもの遊び場も
 あるホテルで喜ぶ。
 その後、バスでゴールドコーストの中心街サーファーズ
 パラダイスへ。
 中華料理のレストランで食事。

 中心街を通ってビーチへ。とってもきれいな色の海。
 気温は20度くらいで、風が吹くと少し寒いのに、日光浴は
 モチロン、泳いでる人も結構いて驚く。
 娘は裸足になり、浜辺で砂のお城作り。
 ビーチの砂の粒子が予想外に細かくて、新雪のパウダースノウ
 のよう。
 踏みしめるとキュッ、キュッっと音もして、不思議な感触。
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        (サーファーズパラダイスのビーチにて)

 ホテルに戻りひと休み。
 私は耐え切れずにお昼寝したが、娘はベッドの上で跳ねたり、
 父と遊んだりしていたとのこと。

 夕方になり、またバスで中心街へ。
 たまたま見つけたJTBで、「土ボタル」という南半球でしか
 見られない生物を見に行くツアーや翌日以降のテーマパーク
 の入場券、送迎バスの予約をする。
 日本人の係員さんで、すべて日本語で済む。

 その後、いろいろなお店を見てまわる。
 私は上下が逆さまになった世界地図を見つけて購入。 
 夕食は日本料理のファーストフードのようなお店で簡単に
 済ます。
 ほとんど英語を使わずに済む。

 バス停がわからず歩いてホテルに戻る。(歩いても10分
 くらい)
 ホテルでは珍しく「寒い」と言う。「おなかが痛い」と
 言い下痢をする。少し微熱もあるよう。

8月1日(金)

 朝、ホテルの部屋で、昨日スーパーで買ったパンやチーズで
 朝食。娘はおなかの調子が戻らないが、そこそこ元気。

 この日のテーマパークはカランビン自然動物園。
 迎えの小型バスが来る時刻にホテル前で待つが来ず、
 ホテルのフロントに尋ねると、ここにも日本人の係の方が
 いて、世話をしてくれる。
 結局、市内バスで行くことに。

 バスで約50分でカランビン自然動物園に到着。  
 日差しは強いが、日陰に入ると涼しく、快適。
 入り口近くにコアラと写真を撮れる場所があり、早速
 申し込む。
 娘は身長が足りないとのことで(120cm弱)、ひとりで
 コアラを抱けなかったが、私がコアラを抱いて、そのコアラ
 の背中を娘が撫でるといった感じで撮影。
 短い毛だが、滑らかで可愛い。
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        (コアラを抱いての記念撮影)
 
 園内を回る機関車に乗り、カンガルーに餌をあげられる
 場所に行く。
 カンガルーやダチョウに喜んで餌をあげる。
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        (カンガルーにエサをあげる娘)
   
 園内には孔雀やトカゲ、蛇など、いろいろな動物がいる。
 大きなニシキヘビを首にかけた係員さんに寄っていき、
 触らせてもらう。
 " Can I touch it? "
 今回初めて英語を使う?
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        (ニシキヘビを触らせてもらう)
 
 祖父にコアラのぬいぐるみを買ってもらい、喜んで
 抱っこして歩く。

 帰りの送迎バスを待つがここでもバスは来ず。
 結局また市内バスに乗る。

 市内の南にある、カジノのあるホテルのロビーで土ボタル
 ツアーの待ち合わせ。
 午後6時前にガイドさんが現れるが、日本語ペラペラの
 オーストラリア人。
 ここでも娘は英語を話す機会なし。

 約1時間の運転で国立公園に入り、まず星空の観察。
 天の川もきれいに見え、星が降ってくるのでは? という
 くらいたくさんの星が見える。
 ガイドさんの説明で念願の南十字星も見ることができた。

 その後、懐中電灯を持って、土ボタルが生息するナチュラル
 ブリッジの洞窟へ。
 土ボタルとはハエの種類の幼虫で、岩に貼り付き、おしりを
 光らせて餌になる虫をおびきよせるとのこと。
 青い光が岩に無数についており、神秘的。
   
 帰り道にあるレストランで食事。
 娘はおなかが痛いと言い、あまり食べない。

 夜10時過ぎにホテルに戻る。下痢が治らない。

8月2日(土)    

 朝、ホテルの部屋で、朝食。
 娘はようやく元気になる。

 この日のテーマパークはムービーワールド。
 ワーナーブラザーズのキャラクターがそろっている。   
 この日も迎えの小型バスが来る時刻にホテル前で待つが来ず。
 また市内バスで行くことに。

 快適な気候の下、約40分で到着。
 すぐにシュレックの4Dシアターに入り、立体メガネをかけ
 映像を楽しむ。
 「ピノキオの鼻が私に当たりそうだったよ」と、初めての
 立体映像はかなり印象に残った様子。
    
 園内の種々の乗り物に乗って遊ぶ。 
 絶叫マシンには身長が足りないが、子どもが主体のジェット
 コースターなど、何度も乗って遊ぶ。
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        (ムービーワールドにて)

 閉園時間近くまで遊び、バスで中心街へ。
 スーパーで買い物をした後、イタリアレストランで食事。
 スパゲティーをたくさん食べる。

 バスでホテルに戻る。
 入浴中に気分が悪くなり、途中でお風呂から出ると、食べた
 ものを全部戻してしまう。

 しばらくすると気分が良くなって、いつもの娘に戻る。

8月3日(日) 

 朝、ホテルの部屋で、朝食。
 娘はもうなんともない様子。

 この日のテーマパークはドリームワールド。
 動物も触れるし、絶叫マシンも豊富というのが売り。
   
 この日は迎えの小型バスは当てにせず、最初から市内バスで
 行く。
 最初からジェットコースターに乗ったりしてはしゃぐ。
 かなり過激なものもあるが、残念ながら子どもには無理。
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        (ドリームワールド)
 
 午後はカンガルーに餌をあげたり、コアラやワニを見たり。
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        (ここでもカンガルーにエサをあげる)

 最後にまたオートバイ型ジェットコースターを楽しんで
 中心街へ。

 絵葉書を売っているお店にゲームが置いてあるのを見つけ、
 欲しがる。
 私がおもちゃ屋でちゃんとしたゲームを見つけたら買って
 あげるというと、そこのお店の店員さんに " Where is
 a toy store? " と尋ねる。
 おもちゃ屋さんは周辺にはなく、翌日、別の地区の
 トイザラスに行くことに。
   
 買い物をして一旦ホテルに戻り、荷物を置き、中心街の少し
 南にある日本料理の居酒屋へ。
 娘はあっさり系を中心に良く食べる。が、英語を話す機会
 はない。
   
8月4日(月) 
   
 ゴールドコースト最終日。特に予定を入れていない。

 何も考えずにテーマパークを3日連続で入れてしまったが、
 前日の日曜日をあけて、地元の人が少ないこの日にテーマ
 パークに行けば混まずにもっとよかったかもしれないと思う。

 娘は朝食時に起きなかったので、ゆっくり寝かせる。
 目覚めると、大人だけ朝食を済ませていることに腹を立てる。

 バスで市の南のショッピングセンターへ。
 まず昼食を取り、その後、お約束のトイザラスへ。
 私が買おうと思っていた " Cadoo " というゲームは見つからず、
 結局 Monopoly と Sorry という2つのボードゲームを購入。
 (これらのゲームは以前はアメリカのアマゾンで購入できたが、
  昨年末に購入しようとしたらできなくなっていた)

 本屋さんでも思ったほどは種類がなく、値段も高かったので、
 子供向けペーパーバックを1冊と、語彙増強クロスワード
 パズル(8−12才向け)の2冊のみ購入。
 お土産用のチョコレートを買い、ホテルに戻る。

 荷物を置き、昨日と同じ日本料理の居酒屋へ。
 私の父がここの料理と日本酒を気に入って、他には行きたく
 ないという。

 次の日が早いので、荷造りをして早目に寝る。
   
8月5日(火) 

 朝4時過ぎに起床。眠くて不機嫌。
 4:50の送迎バスでブリスベン空港へ。娘はこのバスの中で
 寝る。

 朝日が昇る頃、ブリスベン空港に着く。
 余った現地のお金で買えるお菓子を探して、店員さんに
 尋ねようとするが、ここでも日本語ペラペラのオースト
 ラリア人の店員さんが「チョコバーは1本2.25よ。」と
 日本語で教えてくれ、英語は必要なし。

 飛行機では朝食をとった後、パーソナルテレビのゲームを
 するが、しばらくすると疲れ、また3席占有し、横になって
 寝る。着陸間近まで寝ている。

 約9時間弱で成田に着く。蒸し暑い。
 飛行時間が短いことや、時差が1時間しかないことは、
 ヨーロッパと比べると、やはり楽。
 荷物を受け取り、父と別れ、国内線に乗り継ぎの手続きを
 する。

 時間がゆっくりあったので、レストラン街で食事。
 祖父がお寿司が食べたいというので、お寿司屋さんへ。
 わさびはまだ食べられないが、たくさん食べる。

 福岡行きの飛行機では、購入したクロスワードパズルを
 楽しむ。

 福岡空港からタクシーで帰宅すると夜10:30をまわって
 いた。
 祖母のいない家は変な感じがするようだ。(祖母は入院中)

 ゴールドコーストの居酒屋で食べた「変わり冷奴」を再現
 したり、翌日のご飯のお米をといで準備したり、疲れを
 見せずに、祖母の穴を埋めようとしているのがいじらしかった。

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  ■ 反省点と今後
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 今回は英語を使ってもらおうというあてが大きくはずれた。
 テーマパーク三昧で、コアラやカンガルー以外は日本でも
 体験できる。
 目的地はもっと考える必要がありそうだ。

 英語を使わなくて済むだけでなく、娘の英語を話そうという
 意識も以前の旅行と比べると低かったように感じた。
 これはひとつには最近、親子の会話がほとんど日本語に
 なっていたことも大きいのではないかと反省している。
 ディズニーチャンネルの番組も、よく日本語で見ているらしく、
 これらは意識して改善する必要がありそうだ。

 娘の旅行費用に関しては
  ・航空運賃 約 19万(父と祖父:無料航空券、私:23万)
  ・バスのパス 約 7千円
  ・ゴールドコーストのホテル 大人も含め1泊で約 2万2千円
  ・テーマパーク入場料 約1万円
  ・土ボタルツアー 無料 (大人は1人 約 1万5千円)
   +食事、お土産代
   
 食事代は祖父が一緒だと日本食・日本酒を求めてどうしも
 高くなる。

 娘に来年はどこに行きたいか訪ねたところ、「イタリアに
 行きたい」との返事。理由は「おいしいピザが食べたいから」。
 英語を磨く、実践する という目的は来年も危ういか?

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