The Elves and the Shoemaker

邦題は『こびとのくつや』です。

Ladybird の Read it Yourself シリーズの Level 3 の1冊です。
このシリーズは有名なお話の多くが網羅されていますので、
お勧めです。
Level 1-4 の4段階に分かれています。
 我が家にあるのは旧版なので、絵が違いますが、多分文章は
 同じだと思います。(もし違ってたら、ゴメンナサイ)
  
  
貧しい靴屋は靴の材料を買うお金がなく、あと1足分の革しか
ありません。
その革で靴の型を切り、靴屋は寝てしまいます。
寝ている間に不思議なことが !  朝、素晴らしい靴ができていた
のです。
その靴が高く売れ、今度は2足分の革を買うことができました。
その夜、また靴の型を切って寝ると、次の日の朝には2足の靴が !!
またそれらが高く売れ、今度は3足分の革を買うことができました。
その夜、また靴の型を切って寝ると、次の日の朝には3足の靴が !!!
靴屋とその妻は、誰がこれらの靴を作っているのか確かめようと、
その夜、寝ないで見ることにしました。
すると、2人のボロを着た小人がやってきて靴を縫って仕上げて
いきます。
靴屋夫妻はそれを見て、今度は自分達が小人達に何かできないか
を考え、小人達のために服や靴や帽子を作り、置いておきます。
夜中にやってきた小人達は、靴屋夫妻の作った服や靴を喜びます。
こうしてお互いを助け、以後、靴屋夫妻も小人達も幸せに暮らしました。

よく知られたグリム童話の1話で、英語でも日本語でもたくさんの
本が出ています。
お互いを思い遣る、心温まるお話です。


総語数 540語。
英文があるのは20ページ。1ページに3-8行で、平均6行です。
何才向けとは書いてありませんが、幼稚園-小学校低学年向け
だと思います。
難しい単語は
elves (elfの複数形、小人)、rag (ぼろ)、stitch (縫い付ける)、
sew (発音:ソゥ、縫う)、hid (hideの過去形、かくれる)
くらいでしょうか。


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