All the World

邦訳は『この世界いっぱい』です。
コルデコット賞受賞作品です。


バカンスで訪れた海辺の様子でしょうか。
入道雲の下、お兄ちゃんと妹が、海辺で穴を掘ったり、貝を
集めたりして遊びます。
畑ではミツバチの蜂蜜やトウモロコシやトマト。
一番下の男の子も一緒に木登りをしたり。
散歩道や公園も整備されています。
雨が降り出し、近くのレストランに駆け込みます。
おなかが満たされたところで、雨も止み、家に戻ります。
夜はみんなでパーティーです。
みんながいろいろな楽器を奏で、楽しみます。

生活のひとつひとつが、ささやかな幸せであることが改めて
認識されます。
文末が韻をふんでいますので、音読して韻(ライム)を楽しまれる
ことをお勧めします。


総語数 198語。
英文があるのは31ページ。1ページに1-2行、平均1.5行です。
Nativeの3才以上向けとなっています。
難しい単語は
pebble (小石)、moat (発音:モゥt、堀)、husk (トウモロコシの皮)、
cob (トウモロコシの穂軸)、trunk (木の幹)、crown (樹冠、
樹木の上部)、 raft (いかだ)、trip (転ぶ)、stumble (つまずく)、
spill (こぼす)、cricket (コオロギ)、chill (冷気)、nana
(おばあちゃん)、kin (一族)
くらいでしょうか。
  
*アマゾンのサイトでは中身が少し見られます。


(左:ペーパーバック、右:ハードカバー)

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