The Philharmonic Gets Dressed

邦訳は『オーケストラの105人』です。

金曜日の夜、仕事に向かう前のオーケストラの団員105人は
まずお風呂に入ります。いろんな入浴の仕方があります。
下着もいろいろですが、靴下は黒、シャツは白、ズボンと
ドレスは黒です。
指揮者だけは、身支度もちょっと特別です。
それぞれ外套を着て、楽器を持って、家族やペットに別れを
告げ、コンサートホールに向かいます。
外套や楽器ケースをロッカーに入れ、舞台に楽器を運びます。
そして指揮者が指揮台に上がり、コンサートの始まりです。
ホールはさまざまな楽器の音色で満ち溢れるのです。
  
それぞれが用意する様子を、少しコミカルに描いた絵本です。
特にストーリーがあるわけではありません。
この絵本を読むと、クラッシックコンサートに抱く、
堅苦しい感じがなくなりそうです。


総語数 1200語。
英文があるのは35ページ。1ページに3-11行、平均6行です。
Nativeの2才以上向けとなっていますが、もう少し大きな
お子さんの方が楽しめると思います。
難しい単語は
beard (発音:ビァd、顎ひげ)、trim (切って手入れする)、
garter (靴下留め)、ankle (くるぶし)、brassiere (発音:
bラシーァ、ブラジャー)、trousers (発音:tラゥザァz、
ズボン)、streaked (縞入りの)、ruffle (フリル)、cuff
(袖口)、cummerbund (カマーバンド)、get in the way
(邪魔になる)、bow tie (蝶ネクタイ)、slip (手早く着る)、
tails (イブニング・コート、燕尾服)、tuxedo (タキシード)、
satin (サテン)、lapel (折り襟)、cape (ケープ)、scarves
(scarfの複数形、スカーフ)、earmuffs (耳あて)、shade
(色合い)、kettledrum (ケトルドラム)、gong (ゴング、
どら)、podium (指揮台)、applaud (拍手する)、bow
(発音:バゥ、おじぎする)、conductor (指揮者)、baton
(指揮棒)、ceiling (発音:スィーリng、天井)、float
(浮かぶ)、chime (チャイム)、symphony (交響曲)
くらいでしょうか。
  
*アマゾンのサイトでは中身が少し見られます。


(左:ペーパーバック、右:ハードカバー)

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