Time Chronicles Stage 12+ The Will of the People

ビフ、チップ、キッパー、ウィルマ、ウィルフ、ニーナ、
ナディムと車椅子のタイラーは最後の時の番人である
モートロックさんのもと、時の戦士となって、歴史を
破壊しようとする悪党(暗黒のエネルギー)達と戦おうと
しています。
Stage 10+ の6冊は、その戦いのコントローラとなる
TimeWeb を復元するお話でした。
Stage 11+ の6冊は、TimeWeb を用いて悪党が現れる
時代に行き、悪党と戦いました。
Stage 12+ の6冊でも、悪党達とのさらなる戦いが展開
されます。

 
第4冊では、チップとキッパーは1296年のスコットランドに行きます。
そこではイングランド王エドワード1世がスコットランドを制圧し、
スコットランドの財宝をイングランドに持ち帰ろうとしています。
その中には、スコットランドの王がその上で即位するという石も
あります。
一方、ビフとウィルフは1603年、エリザベス1世が死去したロンドン
のウエストミンスター寺院にいます。
そこではスコットランド王のジェームズ6世がイングランド王
ジェームズ1世として、あの石の上で即位しようとしています。
悪党達はそれぞれの時代で、この石を狙っています。
チップとキッパーはロンドンに財宝を運ぶ牛車に乗り込み、悪党達の
襲撃を受け、撃退しますが、がけから牛車ごと落ちそうになります。
すんでのところでスコットランドの少女に助けられ、石も無事に保護
します。
ビフとウィルフはウエストミンスター寺院のエドワード1世の墓のそば
にある玉座の下に石があることを知ります。
悪党達がその石を盗みに来た時、窒息させられそうになり、石は
盗まれ、悪党達も逃がしてしまいます。
ようやく追いつき、石を取りかえすことに成功しますが、石は少し
崩れてしまいます。

総語数 3839語。
文章があるのは 41ページで、1ページ4-21行、平均13行です。
短いですが、9章構成になっています。
  
難しい単語は
crumble (崩れる)、flick (軽くたたくこと)、archer (弓の射手)、
skulk (隠れる)、steady (しっかり押さえる)、peer (じっと見る)、
murmur (つぶやく)、hang about (ブラブラする)、work out
(解明する)、smirk (ニヤニヤ笑う)、pathetic (哀れな)、sneer
(あざ笑う)、jeer (やじる)、mock (あざ笑う)、embroider (刺繍する)、
crackle (パチパチ音を立てる)、reckon (思う)、whilst (=while)、
topple (倒す)、clamber (よじ登る)、hewn (hewの過去分詞、
切り出す)、ripple (波紋のように広がる)、craggy (ゴツゴツした)、
growl (怒鳴る)、That'll be the day. (ばか言ってんじゃないよ。)、
frantically (必死に)、hiss (シーッと言う)、criss-cross (十字の)、
tense (緊張する)、leant (=leanの過去分詞)、throne (王座)、
spun (=spinの過去分詞)、Sire (主君)、monarch (国王)、
in a nutshell (一言で言えば)、undergrowth (下生え)、jolt
(揺れながら進む)、rut (轍)、pothole (深い穴)、dusk (夕暮れ)、
lull (静める)、sheer (真の)、streak (線)、deafen (~の耳を
聞こえなくする)、stampede (暴走させる)、lurch (急に傾く)、
career (疾走する)、stun (びっくりさせる)、whirl (回りながら
進む)、skim (~をかすっていく)、veer away (それる)、teeter
(危うい立場にいる)、coronation (戴冠式)、jolt (~を驚かす)、
smother (窒息させる)、moor (停泊させる)、spot (見つける)、
nightmarish (悪夢のような)、gust (突風)、creak (きしみ)、 
groan (ミシミシという音)、judder (激しく震動する)、bleak
(希望のない)、pagan (異教の)、marshland (湿地帯)、loch
(湖)、Gaelic (ゲール人)  
と結構多めです。

自国の歴史をこのように物語を通して勉強できるのが、とても
いいと思います。
日本にもこんな工夫があるといいですね。


(Stage 12+ の6冊パックです)

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