「娘の14回目の海外体験」(2014.3.27号)

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  ■ 日程表
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  3月18日(火) 19:55 福岡発  08:55 ホノルル着    
         09:30頃 ホノルル空港発 
                  10:10頃 ワイキキ着
          (ホノルル泊) 

  3月19日(水) 移動なし (ホノルル泊)

  3月20日(木) 移動なし (ホノルル泊)

  3月21日(金) 移動なし (ホノルル泊) 

  3月22日(土) 9:10 ワイキキ発  9:50 ホノルル着
         12:05 ホノルル発  (機中泊)

  3月23日(日) 17:45 福岡着
     

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  ■ 娘の様子
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3月18日(火) 
    
今回の旅行は午後の出発。
私は休みを取っていたものの、午前中は大学に行き、年度末の
雑用と旅行中にできそうな仕事をUSBに入れたりなどの作業をする。
旅行中に使う小型のシャンプーセット等を買って帰宅。
娘は昨日の小学校の卒業式、謝恩会を楽しんで、朝はゆっくりと
遅くまで寝ていたらしい。
みんなで簡単な昼食を取り、荷造り完了。

私の父はハワイに行ったことがあるので、今回は行きたがらず
留守番。父は娘、私、私の母を地下鉄の駅まで送ってくれる。
16時半頃の地下鉄で空港へ行き、同じ地下鉄に佐賀の方から
乗って来た伯母(私の母の姉)と合流。国際線ターミナル行きの
連絡バスに乗る。

今回はデルタ航空を使用。預ける荷物は1人1個は無料だが、
それ以上は1個4000円の別料金がかかる。
伯母は孫から持って来てほしいと言われていた大きなカイト
(凧)をスーツケースと別に持っていた。娘は自分が預けようと
思っていた荷物が機内に持ち込めるサイズだということを
確認して別の荷物とまとめ、それを持ち込む荷物にして、
カイトを自分の預ける荷物にし、追加料金をかからなくし、
伯母から喜ばれた。

チェックイン後、空港内で夕食を取り、両替をすると、ほとんど
時間はなかった。
今回は高齢者が2人もいるのでプレミアムエコノミークラスの
シートを取ったが、デルタ航空のは座席間のスペースがやや
広いのと、リクライニングがやや大きいだけで、あまり
メリットは大きくなかった。

外国のエアラインではあるが、日本語で楽しめる映画や
番組も多く、娘はたくさんの映画を見たり、ゲームをしたり
と楽しんでいた。
今回は現地に朝到着なので寝なくてはいけないのに、娘は
ずっと起きており、最後の食事の前に爆睡。いつもの
パターンだった。
残念ながら近くにギャーギャー泣く幼児(乳児ではない)
がいて、大人はあまり眠れないまま、太陽がまぶしいハワイ
に到着。

今回はJALパック系列のフリーツアーなので、空港からホテル
までバスの送迎付き。他のツアー客達と一緒に大型バスで
小一時間、ワイキキのホテルに到着。
チェックインが午後1時からというので、ホテルのカフェで
簡単な食事をする。スモールサイズの飲み物が日本のラージ
サイズに相当し、驚く娘。
食事後、娘はホテル内のABCストアで早速ビーチサンダル
などの買い物をする。

時間があるので、ホテルのすぐ前のきれいなビーチに行って
みる。日差しは強いが、木陰は涼しく快適だった。

1時近くになり、ようやくチェックイン。
こちらも高齢者同伴のため、いいクラスのホテルの、いい
部屋をチョイスした。ワイキキビーチとダイヤモンドヘッド
の両方を見ることができる20階と21階の角部屋2部屋を
2人ずつで使う。各部屋にキングサイズのダブルベットが
2つあったので、1部屋でも4人泊まれたかも。きれいな
ビーチが見下ろせるベランダは涼しくて最高。
DSC03988.jpg 
みんな疲れており、午後はダラダラと時間を過ごす。
娘はベッドで熟睡。私はネットがなかなかつながらず、
あーでもない、こーでもないといろいろやったが、一旦
あきらめる。
しばらくすると、伯母の孫のEくんの奥さんが子ども達を
連れて私たちの部屋をサプライズ訪問してくれた。
Eくん達がハワイに行って8ヶ月。Eくんは私たちの親戚に
しては珍しく商才があり、福岡市内に居酒屋系のお店を
4店経営していた。奥さんはヘアースタイリスト。二人とも
自分の力を試したいと福岡市の財産をほとんど処分して、
子ども達を連れて移住した。子ども達は現地の幼稚園に通い、
今では英語でケンカするらしい。週末は日本人学校で
お勉強だそうだ。
久しぶりに会う子ども達は人見知りをして、しばらく
大人しい。景色のいいベランダで写真を撮って、日本からの
お土産を渡して、「また明後日」と別れた。
   
子ども達が帰った頃、娘が目を覚まし、ネットをつなげて
くれた。メールを確認すると、幸い仕事は入っていなかった。

夕食はホテルの1Fのイタリアレストランに行く。
ホノルルでも評判のお店ということで入ったが、評判に
違わず、どの料理もとても美味しかった。お腹いっぱいに
なって、満足する。

レストランを出ると、ちょうど日没の時間だった。
ちょっとビーチに寄り、きれいな夕日を写真に収め、
部屋に戻る。
DSC03997.jpg
睡眠不足を補うために、早目にお風呂に入り、メールを
チェックして寝る予定だったが、急ぎの仕事が入っており、
私は寝られず。
娘はディズニーチャンネルをつけて、楽しんでいる。
現地時間で娘は午前0時前に寝たが、私がベッドに
入れたのは午前2時を過ぎていた。

   
3月19日(水) 

7時頃に起床。娘を起こし、ホテルの朝食へ。
朝食にはご飯・味噌汁・お箸もあり、日本人高齢者にも
抵抗なし。比較的いろいろな食べ物があったが、申し込んで
いたフリーのオプショナルツアーの時間があるため、あまり
ゆっくりできず。手早く食べて、ワイキキ中央にある
集合場所のデューティーフリーショップへ向う。

ホテルからそこまでは15分程度と聞いていたので、ちょうど
いい頃にホテルを出たが、早歩きの私の足でもその程度かかり、
ましてや足が悪い伯母には30分近くは見ていないといけない
距離だった。
結局フリーツアーのバスには間に合わず。
午後から自分達で行く予定だった、パールハーバーへ向う。
私は以前にも行ったことがあるが、ここは母や伯母、そして
娘を必ず連れて行きたいと思っていたところだ。
  
トロリーでアラモアナショッピングセンターまで行き、
そこで市バスに乗り換え、1時間以上かかってパールハーバー
のアリゾナ記念館入口に到着。海軍基地なので荷物の持ち込み
制限があり、貴重品だけポケットに入れて、他の全てを
預けて入館。
アリゾナ記念館の入場券をもらったら、入場が午後1:15
だったので、戦艦ミズーリの券を買って、シャトルバスに乗る。
戦艦ミズーリでは第二次世界大戦の降伏調印式の場所や、
その時の様子を、日本人のガイドさんが説明してくれ、
事前に借りたヘッドホンセットは不要だった。
カメラも最初に預けてしまったので、写真を撮ることができず、
残念な思いをする。

またシャトルバスでアリゾナ記念館入口に戻り、英語での
映画を見て、ボートで戦艦アリゾナが沈んでいる上に
建てられた慰霊塔に行く。母も伯母も英語はわからないが、
戦争を経験した世代なので、映画の内容はわかったらしい。
慰霊塔では沈んでいる戦艦とその乗組員に祈りを捧げ、
二度と戦争を起こさないように誓い、またボートで岸に戻る。

市バスでワイキキまで戻ったら、午後4時を過ぎていた。
ワイキキ中心部でバスを降り、夕食の場所を探す。
メディアでも紹介されたと書いてあった、ハワイ料理の
レストランに入る。昼食をきちんと取っていなかったが、
疲れていて、あまり食欲はない。それぞれ違う料理を、
量が多いので3人分頼んでみた。ジュース、ビール、
フライドチキンは美味しかったが、料理は...。
娘は二度とハワイ料理は頼まないと誓ったようだ。
レストランを出ると、道を挟んだ讃岐うどんのお店が
行列ができるほど繁盛しており、納得。

途中でABCストアなどに寄りながら、ホテルに戻る。
ホテル内のストアで、夜食用の飲食物を買って帰室。

部屋でお風呂に入ったり、ゆっくりした後、集まって
サンドイッチや果物などを食べる。
部屋の窓からは山の手の方にきれいな夜景が楽しめた。
DSC04006.jpg


3月20日(木)

朝はゆっくり食事をする。 
今日はお昼にEくんと会うことになっているが、午前中は
何もすることがないので、娘は水着に着替えてビーチへ。
初日に買って2日間で膨らませたビニルマットを持って、
それに寝そべって水遊びする。私たち大人は水着に着替え
なかったが、私は水に入り、娘のビニルマットを押したりして、
ビーチの気分を味わった。私の母と伯母は木陰で休んでいたが、
とても涼しく快適のようだ。午前中にも拘わらず、私は
手だけしか出していないにも拘わらず、肌がヒリヒリ
してきたので、娘を説得して部屋に戻る。
DSC04016.jpg
娘はシャワーを浴びて着替えたが、大人は汗もかかず、
ことさら着替える必要もなかった。

12時頃、Eくんが車で迎えに来てくれた。
ワイキキが一望できると言うタンタラスの丘に行こうと
したが、展望台のようなところを見つけられず、しばらく
車で行ったり来たりする。
少し広くなったところに車を止めていた人たちがいたので
尋ねたら、「ここよりももっと眺めがいいところがあるから
ついておいで。」と言ってくれたので、その車について
15分ほど車を走らせる。
「アメリカ本土だったら、こんな時はついて行っては
いけないけど、ハワイだから大丈夫。」とEくん。
ダイヤモンドヘッドもワイキキビーチも眺められるところ
に到着し、写真を撮って楽しみ、案内してくれた人たちに
御礼を言って別れる。
DSC04045.jpg
その後は子連れの家族でもシュノーケリングができる
というハナウマ湾に行き、上からきれいな入江を眺めて
軽食を取る。
DSC04052.jpg
さらに少し車で北上し、波が当たると砕けて潮が吹いて
いるように見えるという潮吹き岩を見る。ここは冬期は
クジラが見えるという場所だったので、娘も私も期待しつつ
沖を眺めていたが、残念ながらクジラには会えなかった。
近くにいた人が彼女らしい人に「沖に白い波がチラチラ
見えるけど、クジラの時はそれが違うんだ。何か違うぞと
思いながら見ていると突然水中から海上に姿を表すんだ。」
みたいなことを説明していた。
   
Eくんは子ども達を迎えに行かねばならないので、
そろそろEくんの家に向う。
途中ス―パーに寄るが、お土産用のチョコや、日本では
高価なドライフルーツなどを買う。この日はEくんの息子の
Iくんの7才の誕生日なので、バースデーケーキとロウソク
も買う。

Eくんのアパートは2階建ての建物の2階1フラット。
1階には2家族が住んでいるらしい。庭には大きなマンゴー
の木があり、実るとおいしいマンゴーが食べ放題と聞いて
羨ましくなる。窓からはダイヤモンドヘッドが近くに見える、
いい立地だ。風通しも良く、1年中冷房も要らないらしい。
だが、小さなリビング、寝室、子供部屋、キッチン、お風呂
で月18万、光熱費を入れると20数万になるというのは高い。

私達を部屋に入れた後、Eくんは春休みのサーフィン教室
に行っている子ども達を迎えて帰ってきた。ちなみに
Eくん夫妻はサーファーだ。
DSC04065.jpg
夕食はEくんが勤めている、アラモアナショッピング
センター近くの『大漁』という居酒屋に行く。
DSC04068.jpg
今日はIくんの誕生日なので、お店の一角に Happy
Birthday のデコレーションがある席が設けられていた。
この頃には子ども達も慣れてきて、普段の腕白な
男の子達に戻っている。しばらくすると、奥さんも
仕事を終えて合流した。

普通の日本食を食べて、いろいろな話をする。
ハワイは芸能人が多く訪れ、Eくんは北村一輝さんと
一緒にサーフィンをしたとか、伊藤英明さんとか、
誰々さんとかがお店に来たとか。私はどの名前を
聞いてもわからないが、娘はしきりに「いいなあ」
と言っていた。奥さんもいろいろな芸能人のヘアや
メイクを担当しており、櫻井翔くん(唯一私が
わかった)や Hey! Say! JUMPの名前が出た時には、
ジャニーズファンの娘はため息をついていた。
スーパーで買ったデコレーションケーキはアメリカ
仕様の甘さだった。

この日、伯母はEくん達の家に泊まるので、私たち3人は
タクシーでホテルに戻った。
明日は早いので早目に寝るつもりが、やはり遅くなる。
娘は日頃はアイドル系のものばかり見ているが、外国に
来るといつもディズニーチャンネルなど、英語のドラマを
見て夜更かしする。


3月21日(金) 

朝5時半頃起床。朝食に行くが、早く起きたため、3人とも
食欲がなく、あまり食べられず。
7時過ぎに迎えのバスに乗り、約1時間でクアロア牧場へ。

日本人のガイドさんが英語と日本語の両方で案内をして
くれるので、私の母も抵抗なく、私達も通訳の必要がない。
ここではジュラシックパークなどが撮影された舞台をまわる
バスツアーと乗馬をする。

まず映画の舞台を回った。お客は日本語バスと英語バスに
分けられる。日本語バスの運転手さんは日本人では
なかったが、案内を録音した音声を場所ごとに流してくれる。
たくさんの映画がこの牧場で撮影されていたが、知っている
映画はいくつかしかなく、それも場面を覚えているわけでは
ないので、Universal Studioのようなものを想像していた
私は少し拍子抜け。娘にいたっては知っている映画がない!

次の乗馬は乗って小一時間牧場内を回る。歩くだけなので、
一度少し早く歩かせる乗馬を体験している娘には少し
物足りなかったようだ。私の母は最初、年齢制限があって
乗れないのでは?と心配していたが、体重制限はあったが
年齢は不問だったので、乗ることができた。牧場内には
森の中のような道や、眼前にきれいな海が開ける道もあり、
ゆっくりではあったが、そこそこ満足できる乗馬だった。
係の人は「草を食べさせないで」など、日本語で指示を出す。
DSC04108.jpg
「次に来る時は、乗馬とシークレットアイランド
(カヌーやシュノーケリングをしたり、ハンモックで
 休んだり)に行こうね。」と娘。牧場内の食堂で
ランチを食べて、バスに乗ってホテルに戻る。  

ホテルに着いてすぐ、ホテル内のツアーデスクで、
娘はハワイアンジュエリー作りができるか尋ね、4時からの
教室に申し込んだ。
部屋で少しゆっくりした後、トロリーに乗り、ワイキキの
中心部へ。当初、教室に娘を預け、その間にお土産を 
と考えていたが、ハワイの法律では13才以上でないと
ひとりにしてはダメらしく、娘がジュエリー作りを
している1時間半の間、私と私の母は教室内で雑誌を
見たりしていた。娘はマンツーマンで指導を受け、
純銀製のペンダントを作成。ひとつしかない手作り
アクセサリーにご満悦。
DSC04131.jpg
近くのデューティーフリーショップを見て、またトロリー
に乗ってホテルへ。
最後の夜ははずしたくないので、初日に行ったイタリア
レストランへ。たくさんの人が待っていたので、40分ほど
待って店内へ。初日に食べておいしかったものや、新たに
食べてみたいものを交え、またもたくさん食べた。デザート
が入らないほどだった。

ABCストアで最後の買い物をしてホテルの部屋に戻る。
伯母が戻ってきており、私達に挨拶をしようとEくん一家が
部屋で待っていてくれた。
「いつか娘がサマースクールなどでお世話になるかも」
と言うと、「いつでもどうぞ!」と言われた。
Eくんの子ども達にスピーキングを鍛えてもらえる日が
来るかも?
   
明日の朝は荷物を取りに来てくれるので、一生懸命荷造り。
早目に寝るように言うが、娘はまたもディズニーチャンネル
を見て夜更かし。
 
  
3月22日(土) 

朝早く荷物を出し、7時半に朝食に行こうとするが、娘は
なかなか起きず、私から叱られる。
DSC04025.jpg
朝食後、最後のベランダを楽しんで9時過ぎの迎えの
バスに乗る。10時前に空港に着くが、チェックインや
手荷物検査を通過すると買い物をする時間はなく、帰りの
飛行機に乗る。
みんな機内でたくさんの映画などを楽しむ。


3月23日(日) 

予定より少し早く福岡に到着。
地下鉄で帰宅する。
私は次の日から仕事。時差をあまり感じない、鈍感な体に
感謝。 
   

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  ■ 発見と今後
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今回は娘に、最低1日1回は英語を使うように言っていた。
だが、やはりハワイ。ほとんど日本語が通じるため、
あまり英語を話す機会はない。「ちょこちょこっとは
使ってたよ!」と言っていたが、どのくらい使っていたかは
疑問だ。
私は個人的には忙しく名所・旧跡・美術館・博物館を
まわる旅が好きで、このようなレジャー系はあまり好きでは
ないのだが、まあ、みんな喜んでくれたからいいことにしたい。

以前に行った時には雨が多くて気付かなかったのか、
こんなに爽やかで汗もかかない気候だとは思わず、たくさん
持って行った着替えがほとんど要らなかった。
   
旅行費用に関しては

・フリーツアー代 1人 約20万円
   航空運賃、空港ーホテル間送迎、ホテル朝食付き
・パールハーバー 4人分 約9千円
・クアロア牧場 3人分 約3.3万円

      +食事、お土産代
  
今回は高齢者がいるため、少し贅沢な予算。
節約すればツアー代は1人約16万円くらいになったはず。

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